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矢の文様
2022/8/20
矢は武家にとっては重要な武具。様々に工夫を凝らした文様が考えられて紋などに使われました。矢羽根には破魔矢(魔を払う)の意味があります。 並矢(ならびや) 矢を並べた文様 的矢 的は「当たる」ことから縁 ...
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どくだみ(十薬)
2022/6/2
可愛らしい花を咲かせるどくだみ。香りが強いし、ネーミングが悪いし茶花として使えないのかと思っていたら、別名がありました。「十薬(じゅうやく)」漢方としても効能があるため、このような名前で呼ばれているの ...
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こいのぼり
2022/5/20
本日のお稽古のお軸。滝を登る鯉です。 そして、茶器はこちら。橘の螺鈿の金輪寺です。何で橘何だろうと思ったら、こいのぼり(甍の波)に答えがありました。茶杓銘は何にしましょうか。「たけくらべ」なんていかが ...
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太閤桐
2023/4/28
桐紋は菊紋に続く高貴な家紋。桐には鳳凰が住むと言われていて、吉祥紋と言われます。 我が家に太閤窯で焼かれた桐の絵の茶碗があります。 桐の形がかわっているので、調べてみました。 五三桐といったら、花の部 ...
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駒影
2022/4/27
茶杓銘で「駒影」という銘。どのような意味を持つのか調べてみた。お茶ととても関係のある言葉である。 京都の宇治、「萬福寺」に駒蹄影園碑がある。その石碑には「都賀山(栂山)(とがやま)の尾上(おのえ)の茶 ...
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武蔵鐙
2022/7/10
この季節ならではの茶花。「武蔵鐙(むさしあぶみ)」 鐙(あぶみ)とは、馬具の一つで鞍の両側に垂らし、乗る人が足をかけるもののことです。花の上の部分が、足をのせられるような形になっていることから、この名 ...
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菱馬水指
2023/1/15
染付の菱形の水指。 これは、日本人が中国に依頼して作ってもらったのが始まりと言われる水指です。大きな団扇型の中に表には2頭の馬、裏には1頭の馬が描かれていることが多いです。蓋は共蓋でできており、山水図 ...
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釣瓶(つるべ)の水指
2023/5/12
蒸し暑いこの季節。「釣瓶(つるべ)」の水指を濡らして使うと涼しさが伝わる一服となります。「つるべ」とは、井戸水をくむために、縄の先につけておろす桶のことです。武野紹鴎が井戸の水を汲み上げそのまま水屋に ...
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麦の実る季節ー麦秋
2021/1/3
momo105さんによる写真ACからの写真 麦の熟れる季節です。稲とは反対の季節5月に麦は実ります。5月ですが麦が実ることから「麦秋(ばくしゅう)」という言葉で表します。 こちらは、12月の麦。 寒い ...
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小判草と兎の尾
2020/6/28
道端にたくさん生えている小判草です。小さいころは、虫みたいだなと思っていました。茶室で生けると、茎が細くてサワサワと揺れる感じが涼やかに見える野草です。秋になってくると、どんどん茶色くなってくるので ...
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花筏(はないかだ)
2020/6/2
5月に花を咲かせる「花筏」。よくよく見ないと花が咲いているかわからない茶花です。葉っぱの上に乗っている小さなものが花です。花が葉っぱの筏の上に乗っているようなので、「花筏」の名前がつきました。 桜 ...
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三社祭とは
2020/6/2
私の祖母と母の出身は浅草です。三社祭は、毎年楽しみにしているお祭りです。 「三社祭」の由来は、二人の兄弟から始まります。桧前浜成(ひのくまはまなり)と竹成(たけなり)二人の漁師です。二人が隅田川で ...
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馬の文字が反対になっている絵柄ー左馬
2020/6/2
我が家に「左馬」の蓋置があります。「左馬」というのは「馬」の文字が逆さまに描かれている文様のことです。蓋置そのものが絵馬の形になっていますので、端午の節句に使っても良いかと思います。本来は「左馬」の ...
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音の鳴る蓋置の名前は何ですかー馬鈴・駅鈴
2021/4/28
https://chanoyujiten.jp/wp-content/uploads/2020/04/駅鈴.mp4 幼い頃、扱ってみたかった蓋置「駅鈴(馬鈴)」です。ドーナッツ形でカランカランという良 ...
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畳かえの季節
2020/6/2
『 炉のあとは一畳青しほととぎす』(如心斎) 風炉の季節になると、炉畳をしまいます。我が家は、炉畳で炉を塞ぐだけですが、本来は炉畳のある一畳を取り替えます。一年太陽に当たらずにしまってあった畳は、 ...
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杜若(かきつばた)・あやめ・しょうぶの違いー八つ橋茶碗から見る
2022/8/20
この茶碗を見て、「きれいな、かきつばたの茶碗ですね。」「かきつばたでなく、しょうぶですか。」「あれっ、あやめですか。」残念ながらどれも違います。この茶碗を見て、花以外のものに目を止めて欲しいです。もう ...
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土風炉
2023/5/27
初風炉の季節は5月初旬です。初風炉には、土風炉が基本です。土風炉とは、素焼きの陶器の上に黒漆で塗り固めた風炉のことです。土風炉が初風炉で使われるのは、風炉の中で一番格が高い真の風炉だからです。風炉の真 ...
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伊勢物語「かきつばた」
2022/8/12
(隅田川の香合) 「伊勢物語」というのは伊勢から江戸までの旅で、在原業平が詠んだ歌を集めたものと言われているものです。 伊勢物語で一番有名な和歌「東くだり」でしょうか。「かきつばた」という5文字を句の ...
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鵜飼開き
2020/6/2
https://chanoyujiten.jp/wp-content/uploads/2020/05/LINE_MOVIE_1567767174470.mp4 岐阜県長良川の名物である鵜飼です。5月 ...
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茶壺道中とずいずいずいっころばしの歌の意味とは
2022/8/12
「夏も近づく八十八夜」立春から88日目、陽暦の5月1,2日頃のことです。 現在は、茶摘みをしてすぐに新茶として販売していますが、昔は5月に収穫したお茶をすぐには飲みませんでした。 江戸時代は、4、5月 ...
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流鏑馬(やぶさめ)
2022/8/14
機会があったら是非、見学してほしい流鏑馬です。小笠原流の流鏑馬を見学したことがあります。流鏑馬とは、馬に乗って鏑(かぶら)で的を射ることを言います。鏑とは、矢の先に木や鹿の骨で作った蕪のような形のもの ...
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鯉幟を飾るわけ
2021/4/27
何で端午の節句に鯉のぼり飾るのですか?これって意外と素朴な疑問なんですね。なんで男の子の節句に鯉?そして空に泳がせるのか?これは中国の故事からはじまっています。中国の正史、二十四史の一つである「後漢書 ...
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川の中に車輪の半分だけ描かれた絵ー片輪車
2023/5/24
源氏車が半分だけ描かれていて、半分は川に浸っている文様は「片輪車」です。 5月の祭りが終わった後、源氏車の車輪を洗い、乾燥を防ぐために流水に浸されました。「片輪車」はその情景を表した文様です。源氏車が ...
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高さのある茶碗の名前は何ですかー馬上杯
2022/2/10
兜を飾る季節。男の子の節句にちなんで、茶道具にも馬に関係のあるものを用意したいものです。 水指は、相馬焼の馬の絵。そして、高台の高い茶碗は「馬上杯」です。五節供の一つですから、合わせて日の丸棗を出しま ...
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扇子が川に流れている絵柄ー扇面流し
2023/5/23
扇が流されている模様は「扇面流し」といいます。 開いた扇子が水に流されている絵です。扇子は紙なので、水に流したら濡れてしまうのに、と不思議に思っていました。 調べてみると、京都嵐山の車折神社の「三船祭 ...