5月 蓋置

音の鳴る蓋置の名前は何ですかー馬鈴・駅鈴


幼い頃、扱ってみたかった蓋置「駅鈴(馬鈴)」です。ドーナッツ形でカランカランという良い音が鳴ります。しかし、扱ってみると唐銅でできているので、意外と重さがあるため、扱いを自然に見せるのは、なかなか難しいです。
馬鈴の扱い方です。
〇駅鈴を柄杓の柄に突き通して、建水に仕組む。駅鈴は建水の下の方にくっつけて音が鳴らないよう持ち出す。
〇左手で柄杓と駅鈴ごと掴んで持ち、構える。
〇右手を柄杓の柄の下に広げ、落ちてくる駅鈴を支えることができるように構える。
〇左手から駅鈴だけを離し、右手の上に駅鈴を落とす。カランと鳴る。
〇右手で駅鈴を取り、右手でひっくり返して蓋置の位置に置く。
駅鈴という名称は、律令制時代に、官吏が宿駅で馬を徴発した證書代わりに与えた鈴の名称です。それを蓋置に利用したもので、利休時代からありました。
動画は、「えふご」の建水で使っていますが、柄杓の柄に蓋置は突き通して使用しますので、手で蓋置を取ることができない深さのある「槍の鞘」などの建水に使うとよいです。
お道具組としては、馬具として使い「端午の節句」「初午」「馬の年」などの道具組をしてもいいし、駅鈴ですから、駅と駅をつなぐなぐものとして「季節の変わり目」「年越し」などの道具組をしてもよいと思います。

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