懐石

12月 懐石

冬至

2024/1/3  

冬至は、二十四節気の一つで「一陽来復」などと呼ばれ、日が一番短い季節です。日が短いということは、太陽の光が弱まることであり、体調も崩しやすくなります。そこで、この日に柚子湯に入ります。「柚子」に「湯治 ...

通年 懐石

懐石膳

2023/4/17  

懐石膳に脚がないことが多いのはなぜか。 小笠原流の礼式では、料理をお出しする時は脚のついたお膳で運びます。この時、客は一切お膳の上げ下ろしを手伝いません。これは、亭主側に十分な人手があるということなの ...

7月 懐石

土用の丑の日

2022/6/29  

7月と8月にある「土用の丑の日」陰陽五行と干支に関係してこの日が決められています。「土用」とは、「木火土金水」の「土」の季節。「木」は芽生えの春。「火」は暑い日差しの夏。「金」は実りの秋。「水」は静け ...

通年 懐石

松花堂弁当

2024/1/10  

松花堂弁当とは4つに区切られたお弁当箱のことであります。仕出し弁当として、よく使われている形です。このお弁当は、茶道と関係があります。 京都の南、石清水八幡宮の社僧に寛永の三筆とよばれ書にすぐれた松花 ...

通年 懐石

香煎

2022/5/8  

香煎の始まりは、京都の『原了郭』からです。創業元禄16年(1703年)。先祖は赤穂浪士四十七士の一人、原惣右衛門元辰。その子、原儀左衛門道喜が剃髪して「了郭」と号して店名にしました。 原惣右衛門元辰が ...

和菓子 懐石

盃洗(はいせん)

2022/2/3  

盃洗(はいせん)って知っていますか。こんな形のものが多いです。 その昔、一つの盃で酒を酌み交わすことで心を通わせるという儀式がありました。相手に盃を差し出して敬意をあらわす献盃(けんぱい)。また、その ...

通年 懐石

式三献

2022/1/26  

「式三献」とは、平安時代から続く酒宴の作法の一つで、最も儀礼的なものです。祝宴の際に、酒を勧めて乾杯することを三度繰り返す作法です。特に盛大な祝宴などでは三献では終わらずに献数を重ねることが多くなり、 ...

1月 懐石

お節料理

2022/1/7  

お正月のお節料理。年の初めに食べる料理ですが、一つ一つに大切な意味が込められています。みなさんは何がお好きですか。 一、紅白かまぼこ              紅白はおめでたい席には欠かせない色。白は ...

通年 懐石

三宝-丸前角向こう

2021/9/27  

茶道の置き合わせでよく使われる言葉に「丸前角向こう」があります。床の間に飾る三宝や曲の水指、菓子器の縁高などの時に気をつけなくてはいけません。 「丸前角向こう」は陰陽五行に関係しています。物の形にも陰 ...

2月 3月 茶花 和菓子 懐石

利休忌

2023/3/14  

2月28日は利休忌。旧暦3月28日までに各流派で利休忌が行われます。 我が流派では、利休様に供茶を差し上げてから、同じ茶で拝服します。その後、五事一行という七事式を行い、埋み豆腐を頂いて終了となります ...

2月 茶入・棗・茶器 懐石

初午

2023/11/23  

「初午」とは、二月の初めの午の日の稲荷神社の祭日のことです。稲荷神社のご神体は宇迦御魂命(うがのみたまのみこと)、五穀を司る神です。神様の使者は狐です。 この頃、田の神が山から降りてくると考えられてい ...

1月 懐石

七草がゆ

2024/1/6  

「七草」は五節句の一つであります。一月一日ではなく、一月七日「人日」が節句の一つになります。一月一日は鶏の日。二日は狗の日。三日は羊の日。四日は猪の日。六日は馬の日。七日は人の日とされています。それぞ ...

通年 10月 蓋置 懐石

吐月峯

2020/11/25  

静岡県の北部にある「吐月峯柴屋寺(とげっぽうさいおくじ)」は、「駿府匠宿」の奥にあり、ひっそりと佇んでいます。 「吐月峯(とげっぽう)」といったら「はいふき」のことを言うという時代がありました。それは ...

通年 茶入・棗・茶器 茶碗 懐石

茶碗と茶器を置き合わせるー三光

2020/8/17  

「水指を頂点に三角形に置いてください。」と教えています。「これくらいの三角形ですか?」「ちょっと広いですね。」スッと置きつけることができたらいいですね。 水指を頂点に、茶碗と茶器の間はだいたい5目くら ...

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