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大津絵とは

「大津絵」とは、近江の国大津で旅人が用事を済ませた後、故郷へ帰るお土産として買い求めたものが大津絵です。江戸時代、大津は京都に近くて、東海道と伏見街道の合流地で、交通の要所として栄え、にぎわった土地でした。
大津絵の初期の作品は、神仏の図から始まりました。阿弥陀如来像や曼荼羅のような十三仏など庶民にとって有難く、手に入りやすお土産物でした。その後、江戸の浮世絵や版本の流行により、大津絵も大衆を意識したものに移り替わっていきます。鬼や動物を擬人化した風刺画や美人画、役者絵などが増えてきて、どれも親しみやすく種類が豊富になりました。
江戸時代、大変流行した大津絵でしたが、街道のお土産物だったため、明治以降、鉄道の発達によって忘れ去られてしまいました。しかし、大正時代。柳宗悦がその味わいを再評価し、再びみんなの知るところとなりました。
大津絵には、たくさんの好きな風刺画やキャラクターがいます。少しづつ紹介していけたらと思っています。

360年続いた「藤屋内匠(たくみ)」が閉店し、大津絵の落雁がいただけなくなったことは残念で仕方ありません。

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