2月 和菓子

賤機焼(しずはたやき)

静岡県に「賤機焼(しずはたやき)」という焼き物があります。

1573年、遠州三方ヶ原の戦いは武田信玄と徳川家康の戦いでありました。家康が負けた有名な戦いです。家康は形勢不利と思うや、浜松城へと帰城しました。城は武田軍に取り囲まれてしまい、家康もこれまでと別れの盃を賜る。この時、ある旗本が最後の一策として城門を押し開き、大太鼓を打ち鳴らしこの日は節分の夜だったため、「鬼は外、福は内」と家臣と共に大声をあげた。これを聞いた武田軍は援軍が来たと思い、城の囲みをといて退いたという逸話があります。

この時、家臣の太田七郎右ヱ門が、内側に福のお面を、外を鬼瓦にした七五三の三つ組の盃を作った。この盃は、節分の吉祥と勝運を祝い家康に献上された。家康は殊の外悦び公から、賤機山麓に御朱印地二十五石と共に「賤機焼」の名称を拝領した。以後、代々駿府城、浅間神社、久能山東照宮の御用をつとめる。現在でも、久能山東照宮では、節分の豆まきに使われているそうです。

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