9月 10月

月の兎

なぜ、月の中に兎がいるのでしょうか。

小さい頃には考えなかったことを、調べてみました。答えは、仏教説話にありました。

昔、帝釈天が獣たちの善意を試そうと食べ物を乞うた時、猿は木の実を、狐は魚取ってきて帝釈天に与えましたが、兎は何も取って来れなかったので、自ら火の中に飛び込んで自分の肉を与えたという話です。
帝釈天はこれを哀れんで、兎を月の中に蘇らせたという話です。ちょっと、悲しくなるようなお話ですが、お月見で秋の訪れを感じるしみじみとした季節にはよいのかもしれません。

伝説は悲しいお話しではありますが、絵柄としての「月の中で餅つきする兎」はとても縁起のいい柄です。

「月を呼ぶ」「運(つき)を招く」「月うさぎ」うさぎは跳ねるのでそれもまた、縁起の良さに繋がります。

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