3月

笏と冠

お内裏様について書いてみようと思います。お内裏様が持っている。この笏は、昔どんなふうに使われていたかご存知ですか。座禅の時にお坊さんが持っている警策とは違います。

昔の笏には、紙を張り付けたものが残っています。笏は偉い人が持っていたもの。これはお言葉をのべるときに書き付けとして使われていたものです。今で言うカンニングペーパーとして使ったのが始まりだそうです。
それが、儀式化して、束帯を身に着けたときは笏を持つというのが、定着したようです。

もう一つ、お内裏様の冠には棒が横にささっています。この棒は、棒かんざしの役目をしています。昔のお殿様は髻(もとどり)を結っています。冠を髻に被せて、あごに紐をかけたらこの冠が動かないようにするために、冠の横から髻を止めるためにかんざしの棒をさしています。

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