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竹の春
2021/12/3
私の好きな言葉の一つ「竹の春」 秋の紅葉の季節、竹だけは季節が逆転しています。春に筍だった竹は、夏にぐんぐん背が伸びて立派な竹になります。そして、秋には枝葉を伸ばし青々とした葉が生い茂ります。赤や黄色 ...
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クリスマスローズ
2022/4/6
冬が終わるころ、可憐な花を咲かせるクリスマスローズ。 茶花として使われない気がしますが、和名で使うととても素敵な茶花になります。 「初雪起こし」 なんとも可憐な和名。 春早い季節にぴったりです。 「寒 ...
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柳緑花紅
2022/3/26
「柳緑花紅」「柳は緑、花は紅」蘇軾(そしょく)の詩からの引用です。柳は緑色に葉を伸ばし、花は紅色に咲く。自然そのままであり、それぞれのものが春になると毎年、芽吹き花開くという意味です。自然界の中に自分 ...
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佐保姫と竜田姫
2022/3/30
「佐保姫」とは、春をつかさどる女神の呼び名です。「佐保」とは、奈良県の「佐保山」のことです。「佐保山」は、平城京の東側にあります。方角の「東」は、陰陽道の四季で表すと「春」に当たります。そのため、「佐 ...
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鯛釣り草
2021/4/2
「鯛釣り草」を生けました。その名の通り、釣竿に鯛が釣られている様子に見えるところからついた名前です。きれいなピンク色のところも、まさに鯛。別名「華鬘草(けまんそう)」です。花のハート型が仏具の「華鬘」 ...
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醍醐の桜
2021/9/28
桜満開の季節。 桜にまつわる絵柄があります。 「桜と幕」の絵柄の茶碗。この茶碗の絵柄は「醍醐の桜」です。 「醍醐の桜」とは、豊臣秀吉が晩年に旧暦3月に開いた京都伏見の醍醐寺三宝院裏手の山麓で開いた花見 ...
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七五三
2020/11/15
11月15日は「七五三」ですね。子供の成長を祝うものですが、始まりは江戸時代、徳川三代将軍家光の四男、徳松(後の将軍、綱吉)が病気がちであったため、徳松が無事に5才になったことをお祝いしたのが始まりと ...
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花筏(はないかだ)
2020/6/2
5月に花を咲かせる「花筏」。よくよく見ないと花が咲いているかわからない茶花です。葉っぱの上に乗っている小さなものが花です。花が葉っぱの筏の上に乗っているようなので、「花筏」の名前がつきました。 桜 ...
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シャガ
2020/6/2
端午の節句近くなると庭に咲きだす「シャガ」です。アヤメ科の花なので、菖蒲などとよく似ています。菖蒲より柔らかい色合いが茶室によく合います。 「シャガ」ってどんな漢字を書くのですか?と聞かれます。 超 ...
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苧環(おだまき)
2020/6/11
「苧環」というのは糸巻きの道具のことです。麻糸を巻いたもので、着物の柄でもよくあります。歌舞伎の様々な演目でも、苧環が物語を彩る重要な小道具として活躍するそうです。昔の人にとって、苧環はとても身近なも ...
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十二単
2020/6/2
「十二単」優雅な名前の花です。しかし、地に蔓延る強さは野草ならではです。花が重なり合って咲く姿を、宮中の礼装として着用した十二単衣に見立てて付けられたものです。濃い紫色で、すくっとした立ち姿。花弁が ...
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姫空木(ひめうつぎ)
2020/6/2
空木(うつぎ)の花は、白さが際立っていて蕾になると咲くのが待ち遠しい花です。なぜ「うつぎ」を「空木」と書くかというと、茎の部分がストローのような空洞になっているからです。 我が家の空木は「姫空木」 ...
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立浪草
2020/6/2
4月になると庭に群生し始める花。立浪草。白と紫色があります。浪立つようなとは、正にその通り。茶花としては、茎が細いので生けづらいですが、みなさんに知ってもらいたい可憐な花です。 タツナミソウ 9.0 ...
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宝鐸草(ほうちゃくそう)
2020/6/20
春になると、庭のあちこちから出てくる宝鐸草。可憐でありながら、どこか凛とした佇まいが好きな花です。 「宝鐸」とは堂や塔の四隅の軒に吊るすちいさな鐘に似ていることから名付けられました。この鐘は、魔除 ...
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都忘れ
2020/6/2
茶花を庭で育てています。鉢植えで育てるのは苦手なので、直植えしています。でも、強い花が勝ってはびこってしまい、悩ましいところです。 好きな花の一つ「都忘れ」 この花は、承久の乱で敗れた順徳上皇が ...
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桜と紅葉両方描いてある絵柄ー雲錦
2022/11/8
桜と紅葉、両方描いてある模様を「雲錦模様」といいます。春と秋どちらの季節にも使うことができます。人それぞれに、桜と紅葉に思い出の場所があるかと思いますが、「雲錦」の言葉ができたのは、奈良県吉野からです ...