4月 茶花

宝鐸草(ほうちゃくそう)


 春になると、庭のあちこちから出てくる宝鐸草。可憐でありながら、どこか凛とした佇まいが好きな花です。
 「宝鐸」とは堂や塔の四隅の軒に吊るすちいさな鐘に似ていることから名付けられました。この鐘は、魔除けの鐘です。塔に邪悪なものが入るのを防ぐためにつけられています。夜など人通りが静かになり、風が吹くと聞こえてきます。

検索

-4月, 茶花

Copyright© 茶の湯辞典 , 2024 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.