通年 茶室

茶室の天井

 茶室の天井は見どころがいっぱいです。30分の茶会の中で意外と見忘れてしまうことが多いですが、正座をしてゆっくりと落ち着いたら、是非見てほしい場所です。竿縁天井・格天井・船底天井になっていたりして、素敵だなと思うことが多いです。
ろくろくさんによる写真ACからの写真
こちらは「船底天井」です。見上げると船の底のように見えることからその名がつきました。部屋を広く見せる効果があります。

sakurachanneさんによる写真ACからの写真
 こちらは「竿縁天井」です。竿縁天井は、天井板の相互を突き付けるのではなく、端部を重ねて板を斜めにしていく張り方をしています。この重ねた所にできる三角形のすき間を「松葉」といいます。板の厚みを鉋で削り重ねる板の厚みを変えることで、板と板の間に三角形の隙間を作っているのです。(赤矢印)三角形の形が二本の落ちた松葉に似ているためこの名前がついています。この松葉が見えた時、職人さんの丁寧な仕事に感動を覚えます。なぜ、一枚板とか張り合わせにしないかというと、木材の収縮を考慮したものと考えられます。

トミートムトムさんによる写真ACからの写真
 こちらは「格天井」です。一番格式が高い天井です。寺院や神社などに多い天井になります。

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