6月

夏越の祓い(なごしのはらい)

「夏越の祓い」とは、一年を二期に分けて、六月の晦日と十二月の大晦日に半年ごとの穢れを祓い、来る半年の無病息災を願うものです。儀式としては、人形(ひとかた)に自分の名前を書き、身体をなで息を吹きかけます。これを神社でお祓いしてもらい、水に流します。

また、神社に行くと「茅の輪」が作ってあり、「茅の輪くぐり」を行います。「茅の輪」とは「茅(ちがや)」という草で編んだ人が通る輪のことです。これをくぐることで、半年の穢れを祓い、これからの無病息災を願います。「茅の輪」はくぐり方があり、8の字に3回くぐります。1周目は正面で頭を下げ、左足で茅の輪をまたぎ、左回りで正面に戻ります。2周目は正面で頭を下げ、右足で茅の輪をまたぎ、右回りで正面に戻ります。3周目は、正面で頭を下げ、左足で茅の輪をまたぎ左回りで正面に戻ります。私の住んでいる近くの神社では、6月30日に神主さんと一緒に茅の輪をくぐることができます。

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