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舟を引っ張る人が三人描かれた絵ー曳舟・引舟
2024/4/20
『引く人も引かれる人も水の泡の浮世なりけり淀の川舟』黄梅院の大綱和尚が詠んだ歌が文様となっています。京都・大阪を流れる淀川で、舟を引く人と引かれる舟が描かれている絵です。茶碗としては、いつ使っても良い ...
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冬至
2024/1/3
冬至は、二十四節気の一つで「一陽来復」などと呼ばれ、日が一番短い季節です。日が短いということは、太陽の光が弱まることであり、体調も崩しやすくなります。そこで、この日に柚子湯に入ります。「柚子」に「湯治 ...
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クリスマスの季節
2024/1/3
なぜ、クリスマスをお祝いするのか。キリストの生誕祭と言われていますが、キリストの生まれた日は誰も知りません。 クリスマスと季節を考えてみましょう。クリスマスは雪深い真っ白な銀世界の季節。そして冬至のこ ...
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木の葉天目
2024/1/3 konohatennmokutyawann
木の葉天目の始まりは、中国の天目山にいた陶工が窯に入れようとしていた茶碗に葉が一枚落ちたのを取り除かずに焼いてしまった。ところが、その葉の葉脈が残り、茶碗の模様となったのが始まりといわれています。 こ ...
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無事
2024/1/3
年末になると一度は見かける軸 一年の無事に終えられることを喜びあい、年の瀬を迎える。この軸を出さないと一年が終わらないという教室も多いことでしょう。 もちろん、この意味でも良いのですが禅語としてはもう ...
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竹の春
2021/12/3
私の好きな言葉の一つ「竹の春」 秋の紅葉の季節、竹だけは季節が逆転しています。春に筍だった竹は、夏にぐんぐん背が伸びて立派な竹になります。そして、秋には枝葉を伸ばし青々とした葉が生い茂ります。赤や黄色 ...
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木守
2024/4/20
「木守」とは、柿の木に一つだけ柿を残しておく風情を言います。 来年もたくさん柿が実るようにという願いを込めて、残しておきます。 「木守」という名の黒楽茶碗もあります。 長次郎の7種の茶碗の一つです。 ...