2月に入りますと、小間のお稽古をすることが多いかと思います。
先ずは、四畳半流し点て。
「流し点て」と呼ばれるのは、持ち出しの時に三光に置かずに斜めに持ち出して流すことから「流し点て」と言われます。
四畳半流し点ては「夜咄の茶事」で、お客様が早くお越しになった時などに、準備が整っておりませんが先ずは一服というつもりで点てます。
したがって、水屋道具でお茶を点てることができるため、水指の代わりに水次薬缶を持ち出したりすることがあります。
また、先ずは一服ということなので、亭主もお客様の方を向いてお話ししながら一服を点てます。
お客様の方を向いて語りながら点てる趣旨ですから、年末に一年を振り返りながら一服ということなどでも四畳半流しのお点前は行われるようです。
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