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春雨
2024/2/20 harusame
春雨の季節 サーと降る雨が終わると暖かくなり花が開く。 床の間には 「芽柳や土堤に行きかう地の目傘」 お弟子さんに「春雨」? 食べ物の「春雨」と関係ありますか、と聞かれて調べてくれました。 中国から春 ...
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梅の文様
2023/3/1
寒い時に咲く梅は不老長寿を意味しています。そして、花びらが五弁あることから、福・禄・寿・喜・財の五福を表してると言い伝えられています。 奈良時代の頃の花見と言ったら、桜より梅をさしていました。そんな古 ...
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賤機焼(しずはたやき)
2022/2/1
静岡県に「賤機焼(しずはたやき)」という焼き物があります。 1573年、遠州三方ヶ原の戦いは武田信玄と徳川家康の戦いでありました。家康が負けた有名な戦いです。家康は形勢不利と思うや、浜松城へと帰城しま ...
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節分
2022/1/29
季節を分ける節分。節分の次の日が立春ですから、この季節を境に春になります。大晦日も同じことですが、年を分けてお正月になります。新しくおめでたい日にはうれしいことも多いですが、それに集まる鬼もいると考え ...
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利休忌
2023/3/14
2月28日は利休忌。旧暦3月28日までに各流派で利休忌が行われます。 我が流派では、利休様に供茶を差し上げてから、同じ茶で拝服します。その後、五事一行という七事式を行い、埋み豆腐を頂いて終了となります ...
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四畳半流し(炉)
2022/2/18
2月に入りますと、小間のお稽古をすることが多いかと思います。先ずは、四畳半流し点て。「流し点て」と呼ばれるのは、持ち出しの時に三光に置かずに斜めに持ち出して流すことから「流し点て」と言われます。四畳半 ...
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初午
2023/11/23
「初午」とは、二月の初めの午の日の稲荷神社の祭日のことです。稲荷神社のご神体は宇迦御魂命(うがのみたまのみこと)、五穀を司る神です。神様の使者は狐です。 この頃、田の神が山から降りてくると考えられてい ...
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鶯宿梅
2022/8/12
梅にまつわる逸話をもう一つ。 『大鏡』より「鶯宿梅(おうしゅくばい)」です。村上天皇の頃、清涼殿の梅の木が枯れてしまい、帝はたいそうお嘆きになりました。そこで、紀貫之の娘の家の庭によい梅の木があるとい ...
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東風吹かば・・・
2022/8/12
梅にはたくさんの文様がありますが、梅にまつわる逸話もたくさんあります。 その中で、茶道でよく使われるのが「東風(こち)」です。 「東風吹かばにほひおこせよ梅の花 あるじなしとて春な忘れそ」菅原道真が詠 ...
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桃太郎のお供
2021/1/22
鬼退治といったら、桃太郎の話。桃から生まれたから桃太郎。なぜ、桃から生まれたのか?を調べてみると面白いです。 「桃」という漢字は「木」と「兆」という文字に分かれます。「兆」には「兆し」という意味があり ...
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鬼のパンツはなぜトラ柄なのか
2021/1/20
日本の鬼と言ったら、2本の角にトラ柄のパンツです。 「鬼のパンツ」 鬼のパンツは いいパンツ つよいぞ つよいぞ トラの毛皮で できている つよいぞ つよいぞ 5年はいても やぶれない つよいぞ つよ ...