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宝尽くし(1)

宝尽くしの文様。左上から見てみよう。宝鍵。分銅。宝巻。宝珠。花七宝。打出の小槌。丁子(ちょうじ)。砂金袋。隠れ笠。隠れ蓑。

宝鍵宝鑰(ほうやく)とも言われ蔵の鍵で雷文形に四角く曲がっています。富の象徴です。稲荷神社で狐がくわえています。

分銅(ぶんどう)は昔のお金を量るための重り。くびれた所をピンセットでつまんで量りにのせました。くびれた形が文様として好まれ、富の象徴。

宝巻(ほうかん)・巻軸は知恵の象徴。巻物の中には有難い教えが書かれています。忍者が口にくわえてドロンするのは秘伝の書。軸が交差して置かれていると「祇園守紋」になり、八坂神社のお守りです。

宝珠如意宝珠とも言われ、元は密教法具の一つ。お釈迦様が手のひらにのせていたりする珠のことです。上の図では、周りから火焔があがっています。金銀財宝など意のままに出すことがてきるとされる不思議な珠です。

七宝七宝つなぎともいわれ、円がつながる意味の吉祥文様です。上の図の七宝には、真ん中に花が描かれている花七宝になっています。七宝とは、元は仏教において貴重とされる七つの宝の言葉からきています。その七つの宝とは、金・銀・瑠璃・瑪瑙(めのう)・真珠・しゃこ(白珊瑚のこと)・玻璃(はり、水晶のこと)

打出の小槌は、振ると金銀財宝が涌き出てくる富の象徴です。物を打つことから敵を「討つ」に通じて吉祥文の一つになりました。大黒様の持ち物でもあるので、文様としてはネズミがのっていたりすることもあります。

丁子(ちょうじ)は薬草の一つ。今でいうクローブのことです。平安時代に日本に入ってきて、希少価値から宝尽くしの一つになりました。漢方薬で使われるもののいくつかが宝尽くしの文様になっています。

砂金袋金嚢(きんのう)・巾着とも言われ、お金やお守り、香料を入れる袋のこと。緞子や錦で美しく作られた富の象徴です。

隠れ蓑隠れ笠は、これを着たり被ったりすると他の人から見えなくなるというものです。災いや病からも隠れて身を守るという意味があります。隠れ蓑は天狗が持っていると言われています。

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