先日のお稽古で、茶杓銘で「鬼の子」というものを付けてくれた方がいました。
「鬼の子」とは「蓑虫」のことです。何で「鬼の子」というのか調べてみたら枕草子からきていました。
「みのむし、いとあはれなり。鬼の生みたりければ、親に似てこれもおそろしき心あらんとて、親のあやしききぬひき着せて、『いま秋風吹かむをりぞ来んとする。まてよ』といひおきて、にげていにけるも知らず、風の音を聞き知りて、八月ばかりになれば、『ちちよ、ちちよ』とはかなげに鳴く、いみじうあはれなり。」
蓑虫はいとあわれ。鬼が生んだのでとある。ここから蓑虫の別名が「鬼の子」となったようです。
男鬼が生ませたから、これも母親に似て恐ろしい心を持つかもしれないので、粗末な服を着せている、と解説しているものもあります。。秋風がすーっと、心に吹きすさぶようですね。
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