通年 茶入・棗・茶器

長門沢瀉(ながとおもだか)

菊に沢瀉

長門沢瀉の家紋が描かれた棗。

「長門沢瀉」というのは萩藩毛利家の替紋です

毛利元就が戦のときに、沢瀉に蜻蛉が止まるのを見て考えた替紋です。

「沢瀉」は葉先が尖っているので「勝ち草」と言われます。

「蜻蛉」は後ろに下がって飛べないので、前へ前へしか飛べないので「勝ち虫」と言って武将に好まれます。

「勝ち草」の上に「勝ち虫」が止まっているとは、何とも縁起がいいということで、毛利家の替紋になったということです。

沢瀉

検索

-通年, 茶入・棗・茶器

Copyright© 茶の湯辞典 , 2024 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.