仕丁は、台傘(だいがさ)・沓台(くつだい)・立傘(たてがさ)の3人一組のお人形。
お雛様の下の段にいるこの3人。
傘と靴を持つ役の人です。
この方たちの顔は、泣いている顔と怒っている顔と笑っている顔。一番若い方が泣いています。中年の方は怒っています。そして、老齢の方が笑っています。
これは、人生の喜怒哀楽 を表現しています。生まれてきたときは、泣いてばかりですが、年を重ねるごとに、怒ることが多くなり、そして、年老いた時は、笑って過ごせるようにという意味です。
お雛様には、たくさんの物語が込められています。