掛軸

瓢鮎図(ひょうねんず)

瓢鮎図

我が家にある色紙

京都の退蔵院にある国宝の色紙土産。足利義持の命で僧の如拙が描いたものです。

中国に「鮎魚(ねんぎょ)竹竿に上る」という「苦労して成功する」という意味の故事がある。これを踏まえて描いた絵である。

川に鮎(ここでは鯰)が泳いでいて、みすぼらしい身なりをした人が、瓢箪を持っている。この瓢箪で鯰を捕まえようとしている図です。

「瓢箪で鯰を捕まえることができるのか」禅問答で答えがでない問答ではあります。

中国の故事「鮎魚竹竿に上る」を参考にしているのですから、捕まえるのには苦労はするでしょうが、色々な方法を試して最後には努力が報われるという希望が隠されているのかもしれません。

そして、この「瓢鮎図」を踏まえて描いたものが、大津絵の「ひょうたんなまず」です。

ひょうたんなまず

「ツルツルした瓢箪でヌルヌルした鯰を捕まえられるのか」が題材。大津駅は風刺画として描かれていることが多いので、「のらりくらりと逃げる人」のことをひょうたんなまずと言うことが多い。

しかし、本元の禅問答をふまえると「難しい課題ではあるが、諸事円満に解決し、水魚の交わりを結ぶ」という意味があるらしい。 円満解決の図柄ということ。

また、水の中の鯰を捕まえることから「水難よけ」の図柄とも言われるらしい。

「瓢鯰図」

https://a.r10.to/hPOP12

「瓢鮎図柄帯」

https://a.r10.to/hXAOf1

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