我が家に象牙で彫られた香合がある。

師匠の後ろに琴を持った童が着いていく図です。
「携琴訪友図」「抱琴図」「訪琴図」あるいは「伯牙学琴」と呼ばれる。
師匠は「成連」先生。童は「伯牙」。春秋時代の逸話です。
伯牙が成連先生から古琴を学んでいる一部分で、伯牙に琴を持たせて東海の蓬莱山に向かう旅路途中、またはその修業中の図柄であります。
修業を続ける中で「琴繰」という逸話からできた言葉もある。
「琴繰」とは、伯牙が3年学んでもなかなか琴が上達しない中、成連先生は海の音を聞かせて、感情を養わせたという逸話です。
そんな修行を経て、古琴の名手になった伯牙は船で遠出をした際に、きこりの「鐘子期」と出会います。「鐘子期」は伯牙の奏でる琴に感銘を受けて、語り合い兄弟の契りを交わして一年後に会う約束をして別れました。
そして、再開の日に訪れる「伯牙絶絃」の逸話。
再開の日にいつまで待っても「鐘子期」がやってこない。伯牙が待ちわびていると鐘子期が亡くなったことを知る。兄弟の契りを結び、自分の琴の音を理解してくれた友が亡くなった今、琴を弾くに値いする人がいなくなったと思い、伯牙は琴を壊して絃を切り、生涯琴を弾かなかったという。この故事から親友のことを「知音」とも云います。

この「伯牙絶絃」の場面は、祇園祭の昇山にもなっていて、伯牙が斧を持っていてその前に琴が置いてあり、今まさに絃を切ろうとしている場面を昇山にしています。芸事の上達を願う昇山です。
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