茶杓の清め方の説明です。私の流儀の清め方です。
〇ふくさをたたむ。左手の手のひらにのせる時に、左手の親指はふくさの下にきちんとしまいます。
〇茶杓をふくさの上にのせます。ふくさで挟み、節下から櫂先まで清めます。
〇茶杓を右に倒してから、ふくさを節下まで戻し、茶杓の側面を節下から櫂先まで清めます。この時、茶杓を倒す右手が大切です。あまり手首を動かさずに、指先だけで茶杓を倒せるとよいです。
〇もう一度、茶杓を上向きに直し、節下から櫂先まで清めます。この時、ふくさが節を越える瞬間、左手の親指を少し浮かせてパクッと清めることが大切です。親指を浮かせるのは、3回目だけです。