
長寿の象徴である鶴と亀
「本当に鶴と亀は長生きなんですか」と聞かれました。
確かに
亀は長生きなのはわかる。5センチくらいの緑亀が大きくなって長生きするのは聞いたことがある。100年くらい生きるらしい。
亀は長生きなので、池の中の苔や藻が甲羅にこびりついてしまい、長い緑の尾みたいになった亀のことを「緑毛亀」「簑亀」とよんだりする。


鶴はそんなに長生きなのだろうか。お弟子さんが「鶴は恩返ししてくれるから、それくらいは長く生きるんでしょうねぇ」と。
確かに
鶴は鳥の中でも長生きな方で、20年~50年生きるらしい。とはいっても1000年は生きないのに長寿の象徴となったのはなぜか。
中国の淮南子の中の言葉「鶴壽千載」から長生きの象徴とされる。「鶴壽千載」の後に続く言葉がまたいい。
「鶴壽千載、以極其遊」
鶴は長生きをして、遊びを極めるとある。何とも最高ではないか。
また、鶴は不老不死の神仙が乗る生き物として神聖化されたこと。
鶴は一生を同じペアで添い遂げるため、夫婦円満の象徴とされたこと。
「鶴の一聲」という花入があるように、鶴の声が遠く天まで届くようだと言い伝えられていること、などが縁起の良さを表しているようです。これを現した花入れが茶道では使われます。
「鶴の一声 花入」
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