日本の鬼と言ったら、2本の角にトラ柄のパンツです。
「鬼のパンツ」
鬼のパンツは いいパンツ
つよいぞ つよいぞ
トラの毛皮で できている
つよいぞ つよいぞ
5年はいても やぶれない
つよいぞ つよいぞ
10年はいても やぶれない
つよいぞ つよいぞ
はこう はこう 鬼のパンツ
はこう はこう 鬼のパンツ
あなたも あなたも あなたも あなたも
みんなではこう 鬼のパンツ
この鬼の容姿には、深い意味があります。
陰陽五行では鬼の出入りする方角は鬼門とされこの方角の邪気を祓いました。鬼門は方角でいうと東北。
東北は十二支の丑寅(うしとら)の方角にあたります。
そのため、鬼の容姿の丑(牛)の角を、黄色と茶色の縞柄のパンツは寅(虎)を表しているんです。
鬼のパンツは強そうだからというわけでトラ柄というわけではないのです。
いろいろなことを知ると、豆まきの行事も、神聖な気分になります。