
我が家にある松尾芭蕉俳句12カ月掛軸
「象潟や 雨に西施が合歓の花」
合歓(ねむ)の木は6月の梅雨時に咲く。

ふと「松尾芭蕉」の名前が気になる。
本名ではなく、雅号であろう。
「芭蕉」=「バナナ」
松尾バナナなのか?
松尾芭蕉の芭蕉は「芭蕉布」を作る「糸芭蕉」を表す。
「糸芭蕉」は沖縄で作る芭蕉布の糸を作る植物です。バナナの植物に似ていますが、バナナのように実らない。この植物の茎の芯の一部分だけを使って布を織る糸を作ります。
糸芭蕉は芭蕉(バナナ)のように実を食べてお腹を満たすことはできないけれども、人が苦労してたくさんの手をかけて紡ぎ糸を作りあげる材料となるものなのです。
この糸芭蕉を松尾芭蕉は、自身の雅号にしたのです。糸芭蕉のように俳句もすぐにお腹を満たしたりはしないが、時間をかけて考えて句を作り上げ、それが人の心を豊かにするものであるという意味で名前をつけました。

